メニュー

動脈硬化の評価方法

問診

 動脈硬化によって引き起こされる虚血症状(血流が悪くなり起こる症状)の有無を確認することが大切です。狭心症の患者さんにおける労作時の胸痛(狭心症発作)や閉塞性動脈硬化症(下肢の血管の動脈硬化)の患者さんで起こる一定距離の歩行時の下肢筋痛(間欠性跛行といいます)は特徴的です。また、脳梗塞や狭心症・心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などの動脈硬化性疾患の家族歴があるかどうかも重要です。

身体所見

 まず重要なことは動脈拍動の有無や減弱を確認することです。特に太ももの付け根・膝の裏・足の甲などの部位で脈が触れるかどうかを確認することは誰でも簡単にでき、とても大切です。上下肢の血圧比(ABI:Ankle Brachial Index)は下肢の動脈硬化の評価に有用です。なぜなら一般的にヒトは上肢よりも下肢のほうが距離がありより血液を遠くに運ばないといけないため、上肢よりも下肢のほうが血圧は1-1.2倍ほど高めですが、下肢の血圧のほうが低い時は動脈硬化が進んでいるのではと疑うことができます。また皮膚温の評価も重要です。

生理学的検査

動脈脈波検査(CAVI:Cardio vascular Ankle Vascular Index)

 心臓からの血圧の拍出により血管の壁が振動しその波形から動脈の硬化度を評価します。

画像検査

頸動脈超音波(エコー)検査

 頸動脈は体表からも浅く、ある程度の径もあるため、動脈硬化の評価に適しています。動脈硬化の指標としてプラークの存在と1.1mm以上の中・内膜複合体厚(IMT:Intima-Media Thickness)がよく用いられます。

動脈硬化超音波1

動脈硬化超音波2

 超音波検査以外でもCT検査、MRI・MRA検査などでも評価は可能です。

 当院でもABI検査、CAVI検査、頸動脈超音波検査を行って動脈硬化の評価を行っています。

動脈硬化を予防するためには→

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME