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クリニックブログ

2024.11.14

旬の秋野菜で健康サポート

~栄養たっぷりの食材で生活習慣病予防を~

名古屋市緑区にあるきむら内科小児科クリニック院長の木村仁志です。

秋は、気温が下がり過ごしやすくなると同時に、旬の美味しい食材が豊富に揃う季節です。特に秋野菜には栄養がたっぷり含まれており、健康管理や生活習慣病の予防に役立つ効果が期待できます。今回は、秋野菜の栄養とその健康効果についてお話しします。


秋の旬野菜とは?

秋の旬野菜は、自然の恵みを豊富に含んだ食材が多く、体を温めたり免疫力をサポートする役割もあります。以下に、代表的な秋野菜をご紹介します。

  • さつまいも
    食物繊維やビタミンCが豊富で、腸内環境を整えたり、美肌効果が期待されます。血糖値の急上昇を防ぐ働きもあり、糖尿病予防に役立ちます。
  • かぼちゃ
    βカロテンやビタミンEが多く含まれ、抗酸化作用で体の老化防止に貢献します。体を温め、免疫力を強化する効果も期待されます。
  • きのこ類(しいたけ、しめじ、えのきなど)
    低カロリーで食物繊維やビタミンDが豊富。骨の健康維持や免疫機能のサポートに役立つほか、腸内環境を整える効果もあります。
  • れんこん
    ビタミンCやカリウムが多く含まれ、血圧を下げる効果が期待されます。食物繊維が腸の健康にも良い影響を与えます。

秋野菜の健康効果

秋野菜には、生活習慣病の予防や免疫力の向上をサポートする栄養素が豊富に含まれています。

  1. 生活習慣病の予防
    血糖値や血圧のコントロールを助ける成分が多く含まれており、糖尿病や高血圧、脂質異常症の予防に役立ちます。当クリニックでは、栄養指導を通じて患者さまの健康維持をサポートしています。
  2. 免疫力の強化
    季節の変わり目に体調を崩しやすい時期ですが、旬の野菜に含まれるビタミンやミネラルは免疫力を高め、風邪や感染症の予防に役立ちます。
  3. 美肌効果とアンチエイジング
    さつまいもやかぼちゃに含まれる抗酸化成分は、美肌効果やアンチエイジングにも効果的です。紫外線でダメージを受けた肌の回復を助けます。

秋野菜を手軽に摂り入れる方法

毎日の食事に秋野菜を取り入れることで、健康効果を手軽に実感できます。以下のような調理法を試してみてください。

  • 蒸し野菜
    さつまいもやかぼちゃ、れんこんは蒸すだけで甘みが増し、素材の味を楽しめます。
  • スープやシチュー
    秋野菜を使ったスープやシチューは、体を温めるのにぴったり。かぼちゃのポタージュスープもおすすめです。
  • 焼き野菜
    きのこ類を加えた焼き野菜は簡単で風味豊か。オリーブオイルと塩で味付けするだけで、美味しさが引き立ちます。

地域の皆さまへ

きむら内科小児科クリニックでは、名古屋市緑区を中心に、豊明市や東郷町、日進市、天白区からも多くの患者さまにご来院いただいております。私たちは、地域の皆さまの健康を第一に考え、糖尿病予防や生活習慣病対策に役立つ栄養指導も行っています。

健康に関するお悩みや生活習慣病予防について気になることがございましたら、どうぞお気軽にご来院ください。