名古屋市緑区にあるきむら内科小児科クリニック院長の木村仁志です。
慢性腎臓病(CKD)は、一度発症すると自然に治ることが難しく、進行を防ぐために継続的なフォローアップが必要です。定期的な診察や検査を受けることで、病気の進行を抑え、合併症を防ぐことができます。今回は、慢性腎臓病の定期フォローで行うべきことや、その重要性についてご紹介します。
血清クレアチニン値:腎臓のろ過機能を示します。
eGFR(推算糸球体濾過量):腎機能の進行状態を評価します。
尿蛋白:腎臓にダメージがあるかを確認する重要な指標です。
血圧:高血圧が腎臓に与える負担を把握します。
初期の段階(G1~G2)
年に1~2回程度の検査と診察を推奨します。
中等度以上(G3a~G3b)
1~3か月に1回の診察が必要です。
進行期(G4~G5)
1か月に1回、またはそれ以上の頻度でのフォローが推奨されます。
病気の進行を抑える
慢性腎臓病は進行すると透析や腎移植が必要になる場合があります。定期フォローを受けることで、進行を抑えることができます。
早期の治療が可能
腎機能の低下や合併症を早期に発見することで、適切な治療を迅速に開始できます。
生活の質(QOL)の向上
適切な管理を行うことで、体調を維持しながら日常生活を快適に送ることができます。
きむら内科小児科クリニックでは、慢性腎臓病の患者さまに向けて、以下のサポートを行っています。
きむら内科小児科クリニックでは、名古屋市緑区を中心に、豊明市や東郷町、日進市、天白区からも多くの患者さまにご来院いただいております。慢性腎臓病の管理や定期フォローに関するご相談は、ぜひ当クリニックにお問い合わせください。