名古屋市緑区にあるきむら内科小児科クリニック院長の木村仁志です。
腎臓は 体内の老廃物を排出し、水分やミネラルバランスを調整する重要な臓器 です。しかし、不適切な生活習慣が続くと 慢性腎臓病（CKD） のリスクが高まり、腎機能の低下につながります。今回は 腎臓の健康を守るために大切な生活習慣 についてご紹介します。

腎臓を守るための生活習慣

1. 塩分を控える（減塩）

塩分の過剰摂取は 高血圧を引き起こし、腎臓に負担をかける ため、1日 6g未満 を目安に減塩を心がけましょう。
✔ 塩分を控えるコツ

• 出汁や香辛料を活用し、薄味でも満足できる工夫をする
• 加工食品やインスタント食品を控える

参考ページ：慢性腎臓病の食事管理（日本腎臓学会）

2. 適度な水分摂取

腎臓は 体内の老廃物を尿として排出 する役割があります。
✔ 水分摂取のポイント

• 1日1.5～2L を目安に、こまめに水を飲む
• コーヒーやアルコールは利尿作用があるため、水分補給としては適さない

3. バランスの良い食事

✔ 腎臓に優しい食品

• カリウムを適度に摂取（野菜・果物・海藻類）
• タンパク質の摂りすぎに注意（肉や魚を適量に調整）

4. 血圧と血糖値の管理

✔ 高血圧・糖尿病は腎臓病の大きなリスク要因

• 適度な運動（ウォーキングや軽い筋トレ）
• 定期的な血圧測定（130/80mmHg未満が目安）
• HbA1cの管理（糖尿病の方は6.5％未満を目指す）

5. 禁煙・節酒

✔ タバコや過度のアルコールは腎機能を低下させる

• 禁煙を心がけ、アルコールは適量を守る

当クリニックでのサポート

きむら内科小児科クリニックでは、 腎臓の健康を維持するための生活指導や検査 を行っています。腎機能が気になる方や、慢性腎臓病の予防をしたい方は、お気軽にご相談ください。

地域の皆さまへ

きむら内科小児科クリニックでは、名古屋市緑区を中心に、豊明市や東郷町、日進市、天白区からも多くの患者さまにご来院いただいております。 腎臓の健康維持についてお悩みの方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。

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文責　腎臓専門医　木村仁志