名古屋市緑区にあるきむら内科小児科クリニック院長の木村仁志です。
糖尿病は、 血糖値が高い状態が続くことで全身の血管や神経に影響を及ぼす病気 です。適切な治療を行わないと、 重篤な合併症 を引き起こす可能性があります。今回は、糖尿病による合併症と、その予防方法について解説します。
糖尿病の合併症は 大血管合併症 と 細小血管合併症 に分けられます。
高血糖が続くと 細い血管 にダメージを与え、以下のような合併症を引き起こします。
✔ 糖尿病網膜症(目の病気)
✔ 糖尿病腎症(腎臓の病気)
✔ 糖尿病神経障害(手足のしびれや痛み)
参考ページ:糖尿病の合併症について(日本糖尿病学会)
糖尿病は 動脈硬化を進行させ、心臓や脳の病気のリスクを高めます。
✔ 脳梗塞・脳出血(脳卒中)
✔ 心筋梗塞・狭心症(心疾患)
✔ 閉塞性動脈硬化症(足の血流障害)
✔ 血糖値のコントロール(HbA1c7.0%未満が目標)
✔ 高血圧・脂質異常症の管理(血圧130/80mmHg未満、LDLコレステロール値の管理)
✔ 禁煙・節酒(喫煙は血管を傷つけ、合併症リスクを高める)
✔ 定期的な健康診断(眼底検査・尿検査・血液検査を受ける)
きむら内科小児科クリニックでは、 糖尿病の診断・治療・合併症予防のサポート を行っています。 定期検査や生活習慣指導 を通じて、患者さまの健康管理をサポートいたします。
きむら内科小児科クリニックでは、名古屋市緑区を中心に、豊明市や東郷町、日進市、天白区からも多くの患者さまにご来院いただいております。 糖尿病の管理や合併症予防についてご相談がある方は、お気軽にご相談ください。
文責 総合内科専門医 木村仁志