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クリニックブログ

【連載】健診結果から読み解く、腎臓からのSOS

【連載】健診結果から読み解く、腎臓からのSOS|最終回:「これって腎臓病?」と不安になったとき、まずすべきこと

第7回:「これって腎臓病?」と不安になったとき、まずすべきこと

こんにちは。
きむら内科小児科クリニック、院長の木村仁志です。

「救える腎臓をひとつでも多く」
この想いを胸に、全7回にわたってお届けしてきた「健診結果から読み解く、腎臓からのSOS」も、今回が最終回です。

あなたの「これから」を守るために

これまで、蛋白尿や血圧、血糖値など、腎臓が発する様々なSOSサインについてお話ししてきました。 最後に、もしあなたが「自分の腎臓は大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたとき、まず踏み出してほしいステップをまとめます。

  • ステップ1:最新の健診結果を準備する
    まずは手元にある結果をもう一度見てください。蛋白尿の「+」や、eGFRの数値など、今回学んだポイントをチェックしてみましょう。
  • ステップ2:専門医に「現在地」を聞きに行く
    腎臓は非常に繊細で、数値だけで全てを判断するのは難しい臓器です。
    専門医による詳しい評価を受けることで、今すぐ治療が必要なのか、それとも生活習慣の工夫で守れる段階なのか、あなたの「腎臓の現在地」がはっきりします。
  • ステップ3:小さな「血管貯金」を始める
    今日からできる減塩禁煙水分補給……。小さな習慣の積み重ねが、将来のあなたを助ける大きな「貯金」になります。

人生の楽しみを、あきらめないために

腎臓を守ることは、食事や生活を制限することだけが目的ではありません。 好きなものを食べ、好きな場所へ行き、大切な人と過ごす。そんな「当たり前の楽しみ」を10年後、20年後も続けていくために、いま少しだけ腎臓に目を向けてあげてほしいのです。

もし迷っているなら、ぜひ一度お話しを聞かせてください。
私たちは、あなたの「人生の楽しみ」を守るパートナーでありたいと願っています。

「まだ大丈夫」が一番危険。あなたの腎臓を守るために

「腎臓は沈黙の臓器」です。
少しでも不安があれば、手遅れになる前にぜひご相談ください。

きむら内科小児科クリニック院長 木村でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


参考文献


執筆者木村 仁志
腎臓専門医|きむら内科小児科クリニック 院長

大学病院等で10年以上、腎臓病診療に従事 。日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医などの資格を有する 。
地域のかかりつけ医として、専門的な知見と温かい対話を通じて、患者さま一人ひとりの「人生の楽しみを守る」医療を実践している 。