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クリニックブログ

2024.11.12

世界糖尿病デーに寄せて ~糖尿病の予防と管理について考えよう~

きむら内科小児科クリニック院長の木村仁志です。
11月14日は「世界糖尿病デー」として、糖尿病に関する理解と予防、管理の重要性を世界的に呼びかける日です。糖尿病は、放置すると腎臓病や心疾患など多くの合併症を引き起こす可能性があるため、早期発見と適切な治療が不可欠です。今回は、世界糖尿病デーに合わせて、糖尿病の基礎知識や予防・管理方法について詳しくご紹介します。

世界糖尿病デーとは?
「世界糖尿病デー」は、国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)が1991年に制定したもので、糖尿病に関する認識向上と予防促進が目的です。糖尿病の危険性について理解を深め、発症や進行を防ぐための啓発活動が行われています。

糖尿病の種類と原因
糖尿病は、体内でインスリンが適切に作用しなくなることで血糖値が慢性的に高くなる病気で、以下の2種類に分類されます。

1型糖尿病:自己免疫が原因でインスリンを分泌する細胞が破壊されるため、インスリンが不足し、血糖値が高くなります。遺伝的な要因が強く、若年層に多く発症します。
2型糖尿病:生活習慣(食生活や運動不足)や遺伝の影響で、インスリンの働きが悪くなり、血糖値が上昇します。特に肥満がリスク要因とされ、日本の糖尿病患者の多くがこのタイプです。
糖尿病の予防と管理方法
糖尿病は、適切な予防と管理が可能な病気です。特に2型糖尿病は生活習慣の改善により発症リスクを抑えることができ、当クリニックでも、地域の皆さまが健康な生活を送れるようサポートしています。

  1. 健康的な食生活
    野菜を中心としたバランスの良い食事を心がけ、糖質や脂肪の過剰摂取を避けることが重要です。規則正しい食事習慣が、血糖値の安定に繋がります。
  2. 定期的な運動
    ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、血糖値のコントロールに効果的です。当クリニックでは無理のない運動習慣も推奨しており、豊明市や東郷町、日進市、天白区から来院される方にも、健康な生活をサポートするアドバイスを行っています。
  3. 健康診断を受ける
    血糖値やHbA1c(ヘモグロビンA1c)を定期的に確認することで、早期発見と早期治療が可能になります。当クリニックでも健康診断を実施しており、糖尿病リスクの確認ができますので、ぜひご活用ください。

きむら内科小児科クリニックでのサポート
糖尿病は、発症後も適切な治療と生活習慣の改善により、症状をコントロールできます。当院では、糖尿病治療や生活習慣改善に向けたサポートを行っており、患者さま一人ひとりに合わせた治療プランを提供しています。また、糖尿病による合併症のリスクも考慮し、腎臓病や高血圧の管理も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

地域の皆さまへ
きむら内科小児科クリニックでは、名古屋市緑区を中心に、豊明市や東郷町、日進市、天白区からも多くの患者さまにご来院いただいております。私たちは地域の皆さまの健康を第一に考え、糖尿病の予防・管理に貢献できるよう日々取り組んでいます。健康に関するお悩みや生活習慣病の予防に関して気になることがございましたら、どうぞお気軽にご来院ください。