
こんにちは。
きむら内科小児科クリニック、院長の木村仁志です。
「救える腎臓をひとつでも多く」
この想いを胸に、日常のサインから病気を見極める連載の第5回をお届けします。
健診で「血糖値が高め」「最近、お腹が出てきたな」と指摘されても、どこかが痛むわけではないので、「明日から気をつけよう」と先送りにしがちです。
しかし、腎臓専門医の目から見ると、高血糖や肥満は、腎臓という「精密なろ過装置」を内側からじわじわと壊していく恐ろしい状態です。
なぜ、糖や脂肪が腎臓の敵になるのでしょうか?
「血糖値が高い」「メタボと言われた」というのは、腎臓が「もうこれ以上は支えきれない!」と出している、ギリギリのサインかもしれません。
これらに心当たりがある方は、ぜひ一度、尿検査で「たんぱくが漏れていないか」を確認してください。
数値として現れる前に、生活習慣を少し見直すだけで、腎臓の未来は劇的に変わります。
あなたの「人生の楽しみ」を、10年後も20年後も守るために。
今、少しだけ立ち止まって、自分の腎臓を労わってあげませんか?
「腎臓は沈黙の臓器」です。
少しでも不安があれば、手遅れになる前にお近くの腎臓専門医までご相談ください。
きむら内科小児科クリニック院長 木村でした。
それではまた次回。
執筆者:木村 仁志
腎臓専門医|きむら内科小児科クリニック 院長

大学病院等で10年以上、腎臓病診療に従事 。日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会腎臓専門医、日本透析医学会透析専門医などの資格を有する 。
地域のかかりつけ医として、専門的な知見と温かい対話を通じて、患者さま一人ひとりの「人生の楽しみを守る」医療を実践している 。