名古屋市緑区にあるきむら内科小児科クリニック院長の木村仁志です。
毎晩のように「いびきがうるさい」と言われたり、日中の強い眠気に悩まされたりしていませんか?それはもしかすると「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」かもしれません。放っておくと 高血圧、心疾患、脳卒中、糖尿病などのリスクが高まる 深刻な疾患です。今回は、睡眠時無呼吸症候群の原因や症状、検査・治療法について解説します。
睡眠中に 10秒以上の無呼吸や呼吸の低下(低呼吸) が繰り返される状態です。
1時間あたりに何回無呼吸が起こるかを表す AHI(無呼吸低呼吸指数) によって重症度が分類されます。
重症度 | AHI(無呼吸・低呼吸の回数) |
---|---|
軽症 | 5~15回 |
中等症 | 15~30回 |
重症 | 30回以上 |
ご本人には自覚がなく、家族からの指摘で気づくケースも多いです。
✔ 高血圧
✔ 心不全・不整脈
✔ 脳卒中・脳梗塞
✔ 2型糖尿病
✔ 交通事故(運転中の居眠り)など
※重症の場合、生命予後に影響を与える疾患です。
きむら内科小児科クリニックでは、睡眠時無呼吸症候群の検査・診断・CPAP療法まで一貫対応しています。
日中の眠気やいびきが気になる方は、お気軽にご相談ください。
当院には名古屋市緑区だけでなく、豊明市・東郷町・日進市・天白区からも多くの患者さまが来院されています。睡眠の質や体調に不安がある方は、ぜひご相談ください。
文責 総合内科専門医 木村仁志