脂質異常症

脂質異常症セルフチェック

  1. きむら内科小児科クリニック
  2. 内科
  3. 脂質異常症セルフチェック

次のような生活習慣や持病がある方は、体内脂質のバランスが崩れ「脂質異常症」を発症
する可能性があるため、注意が必要です。

よく暴飲暴食をしてしまう

過剰なエネルギー摂取は、コレステロール増加の原因となります。また、アルコール
摂取も中性脂肪を増やすため、飲み過ぎはNGです。

運動不足

運動不足により食事によって摂取したエネルギーを消費できず余らせてしまうと、肥
満や動脈硬化の原因となります。

肥満

余ったエネルギーは脂肪として、体内に蓄えられます。

脂肪分の多い肉類・乳製品、卵類、内臓類、お菓子などをよく食べるが、野菜類・豆類はほとんど食べない

ハム・ベーコン・ソーセージ・バター・チーズなど動物性脂肪分、すじこ・たらこな
ど魚卵を含む卵類、レバーなど内臓類、カステラ・ショートケーキなどのお菓子(糖
類)を頻繁に食べることは、中性脂肪・コレステロールの過剰摂取となります。

精神的ストレスが溜まっている

睡眠不足・精神的ストレスが溜まると、交感神経が刺激されて血中脂質の上昇作用が
あるホルモンが分泌されます。また、ストレスを感じると、食生活の乱れ・お酒を飲
みすぎたりしやすい方も多くみられます。

タバコを吸う

喫煙には中性脂肪を増やして、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らす作
用があります。

高血圧や糖尿病など、他の生活習慣病の持病がある

生活習慣病は互いに影響し合うことから、他の病気を合併しやすい傾向があります。

家族性高コレステロール血症である

家族性高コレステロール血症は、遺伝的にコレステロールが高くなる病気です。約500
人に1人の割合でみられます。若い頃から動脈硬化が進行するため、男性で30代・女性
で50代から心筋梗塞の発症率が増加します。関節やアキレス腱などに黄色腫(主にLDL
コレステロールが沈着してポコッとした皮膚の盛り上がり)ができます。

こちらのページもご覧ください

脂質異常症とは
脂質異常症の定義・診断
脂質異常症の原因と症状
脂質異常症の検査
脂質異常症の治療
脂質異常症の通院頻度と費用
よくあるご質問
院長から一言

文責

腎臓専門医
総合内科専門医                            木村 仁志


© きむら内科小児科クリニック. All Rights Reserved.

arrow_upward