高尿酸血症・痛風

高尿酸血症の定義

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高尿酸血症の定義

尿酸の産生と排泄のバランスが崩れて起こる高尿酸血症とは、どのような状態をいうのでしょうか。

診断基準は採血で測る「尿酸値」という値です。正常値は成人で7.omg/dl以下とされており、これ以上になると高尿酸血症といいます。みなさんも手元に採血結果があるようでしたら、一度確認してみてください。「尿酸」または「UA(Urea Acid)」と書いてある欄があれば尿酸値のことです。

体内の尿酸プールから尿酸があふれ出すと血液中に尿酸が溶けて尿酸値が高くなります。尿酸値が7.0mg/dlをお超えると、血液中に尿酸が溶け切らずに尿酸ナトリウムの結晶となり、関節やその周辺に沈着していきます。

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高尿酸血症・痛風の原因
高尿酸血症の合併症
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文責

腎臓専門医
総合内科専門医                            木村 仁志


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