脂質異常症や高血圧・糖尿病など動脈硬化を引き起こす疾患で怖いのは、症状がないことです。症状がないままに10年15年と過ぎて動脈硬化が進行し、血管が細くなり詰まってしまいます。詰まることで初めて症状が現れますが、残念ながら一度なった動脈硬化は治りません。
「脂質異常症でも、症状がないから大丈夫」ではなく、症状が出る前に進行を防ぐための適切な治療を始め、脂質を抑える生活を続けることが非常に重要なのです。
そのため、当院では「予防」に注力しています。
患者さんには、脂質異常症が見つかったら「早く気づけて良かった」と前向きに捉えていただき、それ以上悪くならないように「気長に予防していきましょう」とよくお話しさせていただいています。
脂質異常症に関するご心配事がありましたら、お気軽にご来院ください。