当院では、日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインに準拠した検査を行っています。
※健康診断の結果などお持ちでしたら、受診の際ご持参ください。
問診では、高血圧を指摘された時期、既往症、家族歴、治療歴など現在と過去の健康状態のほか、運動習慣・睡眠習慣、食習慣・ストレス状況など生活習慣について、詳しくお伺いします。また、二次性高血圧との鑑別や合併症の確認のために、自覚症状の有無も確認させていただきます。
診察室血圧を測定します。
血圧が高い場合、実際に血圧が高いのか?病院で測ると血圧が高く出てしまう「白衣高血圧」なのか?を判断するために、皆さんに血圧手帳をお渡しして、普段過ごされているご自宅での実際の血圧を測っていただいて、次回の診察時に持参していただきます。
※白衣高血圧の場合には治療の対象になりません。
次のような検査を行って、全身の臓器の状態のチェックや高血圧合併症の有無、高血圧の原因となる腎臓・ホルモン異常の有無を調べます。必ずしも全ての検査を初診時に行うわけではなく、通常の薬物治療に反応しない場合など、状態に応じてさまざまな追加検査を行っていきます。
また、当院にて実施できない検査は、提携病院に紹介させていただきます。
高血圧と共に動脈硬化を引き起こす脂質異常症、糖尿病の有無、腎臓機能低下やホルモン異常など血圧を高くする病気がないか調べます。比較的年齢が若く「二次性高血圧」を疑うときなどに行います。
腎臓への負担、腎臓病の有無、ホルモン異常などを調べます。
心筋梗塞、心房細動などの不整脈(脈の乱れ)、心肥大などの有無を調べます。
心肥大・心不全の有無などを調べます。
両腕と両足首の4か所同時に血圧を測り、血圧の比を比べることで動脈の狭窄や閉塞を調べます。
心臓のポンプ機能、弁膜症、心肥大などの構造異常を調べます。
※心エコーが必要となる場合には、提携病院にご紹介させていただきます。